訪問診療


Message 訪問診療よりメッセージ

「日常」は誰もが何気なく過ごし、あたかも空気のように当たり前にあるもの。
それがいろいろな理由で失われるとその大切さに気が付きます。いずみ医院の訪問部として、そうした「日常」で通院が難しくなったことで維持できなくなった患者さんに対し、寄り添いながら外来で行う診療と遜色のない医療を提供し「日常」を維持することを目指しております。
また、身近な医療者として患者さんにとって「気軽な相談相手」となり、不安や患者さんにとって最良の診療ができるよう医科歯科問わず一緒に考える存在となるよう努力しております。

Doctor profile 医師紹介

医師:金川武徳

専⾨・実績

  • 医学博士(第2688号)
  • 内科認定医

主な経歴

  • 平成17年3月東邦大学医学部卒業
  • 平成17年4月恩賜財団済生会横浜市南部病院
  • 平成21年12月東邦大学医療センター大森病院消化器内科
  • 平成25年5月金川医院 院長
  • 平成31年4月らいおんハート内科整形外科リハビリクリニック 院長

メッセージ

いずみ医院は地域に根差した診療をこれまで約20数年おこない、地域の方々の日常と健康を支えてまいりました。
これからの約20数年を考えたとき、地域の患者さんにとって最後まで日常と健康を維持・継続するために、身近な相談医である『かかりつけ医』と、通院が難しくなったとき、継続して診療を行うために『訪問診療』は切っても切れない非常に重要なことであると考えております。

私は大学病院、民間病院、地域医療で診療に携わってまいりました。ちいさいころから『町のお医者さん』となることが憧れであり目標でした。そのためにこれからも地域の方々との日常と健康の維持のため『かかりつけ医』であり、『身近な医療の相談者』となれるよう日々努力していく所存です。
早く地域に溶け込めるように外来診療や訪問診療の際には、年齢や診療科に関係なく、気になることがあれば気軽に相談していただけると嬉しいのでよろしくお願いいたします。

About home visit 往診について

いずみ院では往診を実施しております。
急な発熱、病状の変化や悪化により緊急で往診をご依頼の場合ご連絡ください

About Home-visit 訪問診療について

訪問診療とは

ご自身で通院が困難な方に対し、ご同意を得て『かかりつけ医』として定期的に訪問し診療を実施します。
単にその場限りの治療や投薬ではなく、患者様の日常生活を十分考慮したうえで、総合的な診療を実施します。
ご自身で病院やクリニックに受診される場合の診療費に比べ訪問診療の診療費は割高になりますが以下のメリットがあります。

【メリット】
・定期的かつ計画的訪問により患者様の日常生活を考慮したうえで診察をおこないます。
・24時間緊急対応体制を整えています。
・介助者を伴ってタクシー等による定期的通院を必要としません。
・病院、クリニックでの待ち時間もなく患者様の肉体的負担を軽減できます。

訪問診療と往診の違い

訪問診療とは、計画的な医療サービス(=診療)を行うことです。
事前に曜日を決め、医師が定期的に訪問し診察、検査を行う事を訪問診療と言います。2週間に1回の割合で定期的、且つ計画的に訪問し、診療、治療、薬の処方、療養上の相談、指導等を行っていきます。
一方往診とは、通院できない患者様の要請意を受けて、医師がその都度訪問し診察する事を往診と言います。急な発熱や病状の変化、悪化により緊急で訪問し診察します。

対象となる患者

*ご家庭で療養しているお年寄りの方
*医療機関への通院が困難な方
*病院から退院後に、ご家庭で療養生活を送る方

診療内容

Ⅰかかりつけ医による定期訪問診療

通院困難な方、又は退院して自宅療養を行っている方に対して、かかりつけ医が健康状態をチェックして「在宅診療計画書」を作成し、定期的(2週間に1回)にご自宅(居宅)に訪問します。

Ⅱ在宅による注射や検査の実施

訪問時に血液検査や血糖検査、予防接種(インフルエンザ等)の実施ができます。

Ⅲお薬の処方

医師が診察のうえ、処方箋を発行します。処方箋はお近くの薬局に、ご提出下さい。取りに行けない方のために、訪問調剤を行っている薬局もあります。

Ⅳ夜間や祝日、臨時の対応

夜間や休日でも24時間オンコールで対応し、医師が電話で相談に応じる体制を整えています。
又ご状態の悪化時は医師が往診いたします。(救急車等の緊急車両ではないため到着に時間がかかることがございます)

Ⅴ病院や他の職種との連携

訪問時に行えない高度な検査(CT、MRIなど)が必要な場合や治療を必要とする場合、又は緊急時などは近隣医療機関と連携を取らせていただきます。
また、患者様の介護をされている方や訪問看護師、訪問薬剤師、ケアマネージャー等と密接な連携をとってまいります。

訪問エリア

当クリニックを中心に車で30分以内を目安とさせていただいておりますが、詳細につきましてはお気軽にお問い合わせください。(保険で訪問診療を行えるエリアは、当院から半径16km以内となっております)
【対応地域】
港南区・南区・磯子区全域
保土ヶ谷区・西区・栄区・金沢区・戸塚区・鎌倉市の一部

費用について

1割負担の方で、月に2回訪問した場合の、おおよその目安
*往診 1割負担の場合 約1,000円~
*ご自宅にお住まいの方  約5,000円~
*高齢者住宅にご入居の方 約3,000円~

在宅時医学総合管理料

訪問診療における基本料金となります。月に1回の算定で、計画的な医学管理の下に定期的な訪問診療を行います。
ご自宅にお住まいの方と高齢者住宅等にお住まいの方では料金が異なります。
1割負担の場合560円~3,450円×月に1回

在宅患者訪問診療料

訪問診療における診察料となります。訪問毎に算定し、通院での療養が困難な方に対して定期的に訪問し診療を行います。
ご自宅にお住まいの方と高齢者住宅等にお住まいの方では料金が異なります。
1割負担の場合213円~888円×訪問回数

その他の費用(出来高)

>往診料(訪問診療日以外で緊急に診察した場合)
処置料
検査料(血液検査等)
加算(在宅移行早期加算等)診療情報提供書(紹介状)
インフルエンザワクチン等の予防接種料

居宅療養管理指導料(介護保険)

介護保険をお持ちの方が対象で、医師がケアマネージャーと連携し、心身の状況や置かれている環境等を把握し療養上の管理及び指導を行います。
療養生活の質の向上を図る目的で提供される介護給付サービスです。
1割負担の場合260円~510円

お申し込みの流れ

1.ご依頼

ケアマネージャー、施設の方にご依頼頂くか、直接クリニックへお電話ください。
入院中の場合は医療連携室(ソーシャルワーカー)へご依頼ください。

2.初回訪問

初回は往診でご訪問します。その際、患者様とご家族のご要望を確認します。
また患者様のご病状、ご家族の状況を把握しご提案します。

【ご用意頂くもの】
※保険証・各種医療証(コピー)
※介護保険証・介護保険負担割合証(コピー)
※前医療機関からの診療情報提供書(紹介状)
※お薬手帳(コピー) 

3.ご契約

ご契約後からは通常月2回の定期訪問診療をいたします。

お支払いについて

1.ご依頼

ご請求は1ヶ月単位とし、毎月月末で計算を締め翌月10日ごろまでに請求明細書を発送いたします。
請求明細書が届きましたら、月末までに、下記方法にてお支払い頂きます。料金と引き換え
または、入金確認ができ次第領収書をお渡しいたします。
     *クリニックに訪問し直接お支払い
     *クリニックの指定口座へのお振込み
口座振替サービスもご利用いただけます。ご利用の方は27日にご請求額が引き落とされます。